【職種別】フリーランスが後悔した13のこと| 対策まで紹介

入門編

「自分の生活を充実させたいな…」
「フリーランスとして独立したら後悔するのかな…」

フリーランスは、自分の好きな時間に働けるなど魅力がたくさんあります。しかし、「独立しなきゃよかった」や「まったく稼げない」といった声も聞くため、フリーランスとして独立することに不安を抱く人も多いはず。

実のところ、フリーランスの中には次のような後悔をしている人がいます。

フリーランスが後悔したこと
  • 収入が安定しない
  • 休みずらい
  • ローン審査など各種審査が通りずらい
  • 孤独感が強くなる
  • 案件がまったく獲得できない
  • 確定申告など事務作業がしんどい
  • スキルアップがしづらい
  • 老後の計画が立てづらい

フリーランスが後悔しないためには、下記の対策をしておくことが大切です。

  • 独立前:フリーランスへの適性を判断する / フリーランスの実態を知るなど
  • 独立後:人脈を広げる / 案件獲得の手段を決めるなど

この記事では、フリーランスによくある後悔を、対策も交え解説していきます。現在後悔しているフリーランス向けにやるべきことも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

  1. フリーランスとは?どんな仕事・職種が多いのか解説
    1. そもそもフリーランスとは?
    2. フリーランスに多い仕事
      1. IT・Web関連
      2. 接客関連
      3. 運送関連
  2. フリーランスが後悔するのはなぜ?
    1. フリーランスが増えすぎている
    2. 将来への不安がある
    3. 現実と理想にギャップがある
    4. フリーランスを守る法律がない
  3. 【全員共通】フリーランスが後悔した7つのこと
    1. 収入が安定しない
    2. 休みづらい
    3. ローン審査など各種審査が通りづらい
    4. 孤独感が強くなる
    5. 案件獲得に手間と時間がかかる
    6. スキルアップがしずらい
    7. 確定申告や請求書作成など事務作業がしんどい
  4. 【職種別】フリーランスが後悔したことを紹介
    1. Web・IT系フリーランス
      1. 技術や流行の変化を受けやすい
      2. 競合となるフリーランスのレベルが高い
    2. クリエイティブ系フリーランス
      1. 残業など激務なことが多い
      2. 離職率が高い傾向にある
    3. 接客系フリーランス
      1. 接客系は特にトラブルが多い
      2. 体力がかなり削られる
  5. フリーランスになって後悔する人の共通点
    1. 面倒くさいことはしたくない
    2. 現状維持思考が強い
    3. 営業が苦手である
  6. フリーランスになっても後悔しない人の共通点
    1. スケジュール管理ができる
    2. 常に挑戦する姿勢がある
    3. フリーランス仲間がいる
  7. フリーランスが独立前にするべき後悔しない対策
    1. フリーランスの基礎知識を知る
    2. フリーランスへの適性があるか判断する
    3. 必要なスキルを磨く
  8. フリーランスが独立後にやるべき後悔しない対策
    1. 案件獲得の手段を決める
    2. 生活習慣を見直す
    3. 人脈を広げる
  9. 後悔しているフリーランス必見!今やっておくべきこと
    1. 何で後悔しているのか明確にする
    2. 何が必要なのかリストにする
    3. 一度休養を取る
  10. まとめ

フリーランスとは?どんな仕事・職種が多いのか解説

フリーランスによくある後悔を紹介する前に、ここではフリーランスの基礎知識を2つにまとめて紹介します。

  • そもそもフリーランスとは?
  • フリーランスに多い仕事

それぞれ具体例も交え、解説していきます。

そもそもフリーランスとは?

フリーランスとは、自分のスキルを活かして働く人のことです。極端にいえば、会社員と真反対の働き方をしている人です。

フリーランスは、次のような点で会社員と異なります。

項目フリーランス会社員
契約形態業務委託契約
(契約解除をすぐ可能)
雇用契約
(固い絆がある)
仕事内容自分の好きな仕事に応募できる会社の経営方針が優先
年収不安定である一方、仕事をすればその分稼げる安定である一方、給料に限度がある
税金経費を使えるなど節税の幅が広い節税があまりできない
社会保険自己負担
(浅めの保証)
会社と折半
(手厚い保証)
働く時間自分の好きな時間勤務時間は会社が決める
働く場所自分の好きな場所勤務先は会社が決める

フリーランスの契約形態は雇用契約ではなく、業務委託契約です。そのため、会社と雇用関係があるとは判断されず、法律上”労働者”でなくなります。

法律上”労働者”と見なされない場合、契約の解除といった不利益から身を守れる労働基準法は適用されません。

フリーランスは労働基準法の適用を受けないため、急な契約の解除や報酬の未払いなど数多くのトラブルに合っています。実際、日本労働組合総連合会によれば、フリーランスとして独立している人の約46%がトラブルに合っているそうです。

トラブルに合っているとはいえ、フリーランス(受注者)を報酬の未払いなど不利益から守る法律はすでに存在します。具体的には、以下のとおりです。

  • 下請法:不当な報酬の減額などを禁止する法律
  • 独占禁止法:報酬の未払いなどを禁止する法律

加えて、フリーランス保護法も受注者を保護する法律です。フリーランス保護法とは、2023年4月28日に制定された法律で、発注者に以下6項目を義務付けています。

  • 契約内容の明示:どういう案件を取り組むのか
  • 報酬支払い期日の決定:報酬の支払いはいつまでか
  • 取引の禁止事項の決定:理由なく成果物の納品を断らない
  • 募集情報の的確な表示:案件の進め方はどうするのか
  • ハラスメント対応の義務化:相談窓口を設置する
  • 解除の予告義務:30日前に受注者へ契約解除を伝える

上記のようにフリーランスを保護する法律は存在するものの、次のような課題があり機能していません。

  • 下請法:資本金1,000万円以上の法人だけ適用される
  • 独占禁止法:法人間の取引を前提とする法律である
  • フリーランス保護法:まだ施行されていない

また、労災保険など一部の社会保険の恩恵が受けられないのもおさえたいポイントです。

たとえば、会社員は通勤中や業務中に怪我をした場合、医療費の給付を受け取れます。しかし、フリーランスが業務中に怪我をした際、医療費はすべて自己負担となります。

ここまでフリーランスについて解説していると、「フリーランスとして独立しない方がいいじゃん…」と思った人もいるかもしれません。

フリーランスにはマイナスな面だけでなく、下記のようなプラス面も存在します。

  • 時間、場所を問わず働ける
  • カフェ代や旅行代など経費にできるため、お得感のある生活ができる
  • 収入に上限はなく、働けばその分稼げる

このように、フリーランスには良い面と悪い面があります。そのため、それぞれ把握したうえでフリーランスになるかどうか判断することが賢明です。

フリーランスに多い仕事

人気のあるフリーランスの仕事は、以下のとおりです。

  • IT・Web関連
  • 接客関連
  • 運送関連

それぞれ解説していきます。

IT・Web関連

IT・Web関連のフリーランスとは、次のような仕事に携わっている人です。

  • ITエンジニア:アプリやWebサイトなどを開発する
  • Webライター:インターネット上に公開する記事を執筆する
  • IT、Webコンサルタント:クライアントの課題を発見し解決する
  • Webデザイナー:アプリやWebサイトの見た目をデザインする
  • 動画クリエイター:YouTubeなど動画編集する

上記で挙げたフリーランスの職種は、人気が高い傾向になります。なぜなら、資格が不要なケースも多く、未経験からでも取り組みやすいからです。

IT・Web職は人気である一方、次のようなリスクも存在します。

  • 生成系AIやノーコードツールなど技術変化の影響を受けやすい
  • 競合となるフリーランスのレベルが高い

最近では、文章を自動生成するChatGPTやプログラミング不要のノーコードツールが注目を集めていますよね。このようなツールがあれば、専門的なスキルがない人でも簡単にWebサイトの制作などができるようになります。

そのため、発注者はライティングやプログラミングといった仕事を“任せる”ものでなく、“自分で対応する”ものと考え直す可能性があります。

Web・IT関連のフリーランスを目指すなら、ユーザーをどう満足させるのかなど、マーケティング要素を仕事に活かしましょう。

なお、IT・Web関連の案件には下記のようなものがあります。

なかには、100万円を超える案件もあるため、収入面でステップアップしたいならWeb・IT系関連職がおすすめです。

接客関連

接客関連のフリーランスとは、次のような仕事に携わっている人です。

  • ジムのインストラクター
  • ヨガインストラクター
  • メイクアップアーティスト
  • 美容師
  • カウンセラー
  • 占い師

接客系の職種には、資格を必要とするケースが多い傾向にあります。たとえば、美容師やインストラクターには、専門的な資格が不可欠です。

体力が大きく削られることも接客系の特徴です。とくに、インストラクターは、長時間立ち続けることがあります。

また、人と関わる仕事であるため、お客様からのクレームなど対人トラブルは避けられません。接客系フリーランスを目指すなら、ストレス耐性が強いかなど、自分が接客に向いているかきちんと判断しましょう。

なお、接客関連の案件には、下記のようなものがあります。

出典元:indeed
出典元:indeed

人と話したり関わったりするのが好きなら、接客系フリーランスが向いていますよ。

運送関連

運送関連のフリーランスとは、次のような仕事に携わっている人です。

  • 宅配ドライバー:ネットスーパーの品物などをお客様のもとに配達する
  • ルート配送ドライバー:決まった時間・場所に配達する

運送系フリーランスは、基本的に1人で荷物を配達します。そのため、「淡々と仕事をしたい」「人前ではあまり喋りたくない…」という人におすすめです。

ただ、運送関連の仕事では、フリーランスが長時間労働を強いられることも珍しくありません。実際、国土交通省によれば、運送系フリーランスの約60%が1日9時間以上働いています。

そのため、『1日どのくらい働くのか』や『決められた時間以上働く場合、報酬はどう変わるのか』など業務ルールに関する認識を契約書で明確にしておきましょう。

運送関連の案件には、下記のようなものがあります。

出典元:比較biz
出典元:比較biz

運送系フリーランスを目指す場合は、発注者に報酬などの取引条件や業務ルールを書面またはデータ(pdf等)で提示してもらってください。

フリーランスが後悔するのはなぜ?

先述したように、収入が安定しなかったり、案件を獲得できないことが原因でフリーランスになって後悔する人もいます。

そもそもフリーランスが後悔してしまうのは、次のような背景があるからです。

  • フリーランスが増えすぎている
  • 将来への不安がある
  • 現実と理想にギャップがある
  • フリーランスを守る法律がない

それぞれ解説していきます。

フリーランスが増えすぎている

フリーランス人口が増加すると、フリーランスが案件を獲得することは容易でなくなります。

現状はどうかというと、フリーランス人口は毎年増加傾向にあります。実際、ランサーズの調査によれば、フリーランス人口は2021年時点で過去最高となる1,577万人です。

フリーランス人口が増えた理由は、2018年1月より多くの企業が副業を解禁したからです。

フリーランス白書2022によれば、アンケート回答者1,254人のうち、約3割のフリーランスは『開業後の期間は2年以内である』と答えています。言い換えると、フリーランス人口はここ数年で爆発的に増加しました。

もちろん、フリーランス人口が増える=ライバルも増えるですよね。開業して間もなかったり営業が苦手なフリーランスは、ライバルの増加により案件を獲得できず、後悔に追い込まれやすくなりました。

フリーランスがライバルと差別化を図るためには、次のようなスキルを習得することが重要です。

  • 営業力:自分の強みをクライアントに伝える
  • マーケティングスキル:どうやったら売れるのか

上記のスキルは、書籍で学ぶか、仕事に取り組みながら「実行→改善」を繰り返し身につけると良いでしょう。

将来への不安がある

先述したように、フリーランスは会社員とは違って、急な契約解除といった不利益を禁止する労働基準法の適用を受けません。また、労災保険など一部の社会保険も受けられません。

年金の種類も会社員と異なります。フリーランスが加入する年金は厚生年金ではなく、国民年金です。国民年金の受給額は、厚生年金に比べて低い傾向にあります。そのため、フリーランスは「老後、安心して暮らせないかも…」と不安に駆られます。

上記のようなことは、フリーランスとして独立する前では実感できないことです。フリーランスとして独立後、契約の解除などトラブルを経験し「会社員のままにしておけばよかった」と後悔する人が多い傾向にあります。

フリーランスは副業を一度はさみ、『案件を獲得できるか』や『働き方に負担がないか』など、フリーランスへの適性を確かめたうえで独立しましょう。

現実と理想にギャップがある

フリーランスに理想を抱く人は多い傾向にあります。たとえば、フリーランスとして独立する前に誰もが抱く理想は以下のとおりです。

  • カフェなどおしゃれな場所で仕事ができる
  • 人間関係に悩まされることがなくなる
  • 上司からの圧力がなく、ストレスフリーで仕事に取り組める
  • スキルを磨けば、高収入にすぐ辿り着ける

ただ、『最初は低単価な案件しか受注できない』や『クライアントの機嫌を取らないといけない』など、フリーランスの現実は理想とかけ離れています。

そのため、フリーランスは「想像と違った…」と後悔に追い込まれます。

後悔しないためには、自由な場所や時間に働けるといったプラスな面だけでなく、以下のようなマイナス面も事前に把握しておくことが大切です。

  • 経験が浅いと、低単価な案件しか獲得できない
  • 収入を安定させるためには、長時間労働しなければいけない
  • 確定申告や請求書の作成など事務作業に手間がかかる

フリーランスの現実を前もって知っておけば、「独立しなければよかった…」と後悔しなくなりますよ。

フリーランスを守る法律がない

フリーランスは法律で完全に保護されていないため、報酬の未払いや契約解除など不利益を被ることが多いです。

ただ、フリーランスを保護する法律がないわけではありません。実際、フリーランスを保護する法律には、次のようなものがあります。

なかでも、フリーランス保護法はおさえておくべき法律です。

フリーランス保護法は、事業規模関係なく発注者に適用されます。下請法で対象外とされていた”資本金1,000万円以下の法人”も法律の対象者です。

内閣官房の調査によれば、フリーランスの約4割は資本金1,000万円以下の法人と取引しています。そのため、事業規模関係なく適用されるフリーランス保護法は、受注者の保護に大いに貢献すると予想可能です。

このように、フリーランスを保護する法律は存在します。しかし、内閣官房日本経済再生総合事務局によれば、フリーランスは依然として以下のようなトラブルに合っています。

トラブル内容割合
報酬や業務内容を明確に明示されていない37.0%
報酬の支払いが遅れる28.8%
報酬の支払いがない・勝手な減額26.3%
業務内容や納品日を勝手に変更される24.4%
業務内容で揉める23.5%
報酬が相場より大幅に低いなど不利な条件で仕事をさせられる22.8%
出典元:内閣官房日本経済再生総合事務局

下請法などフリーランスを保護する法律が機能していない理由は、以下の課題が存在するからです。

  • 下請法:資本金1,000万円以上の法人だけ適用される
  • 独占禁止法:法人間の取引を前提とする法律である
  • フリーランス保護法:まだ施行されていない

先述したように、フリーランス保護法は受注者の保護がとくに徹底されている法律です。そのため、いつ施行されるのか常に確認してくださいね。

【全員共通】フリーランスが後悔した7つのこと

フリーランスが後悔する背景について理解できたところで、ここからは、フリーランスが共通して後悔したことを7つ紹介します。

  • 収入が安定しない
  • 休みづらい
  • ローン審査など各種審査が通りづらい
  • 孤独感が強くなる
  • 案件獲得に手間と時間がかかる
  • スキルアップがしずらい
  • 確定申告や請求書作成など事務作業がしんどい

それぞれ詳しく解説していきますね。

収入が安定しない

フリーランスは、会社員と違って毎月決まった額のお金が支払われません。

会社員の場合、倒産するなど特別な事情がない限り『月〇〇万円』と固定で給料が貰えます。しかし、フリーランスには固定給がありません。

要するに、フリーランスの収入は仕事量次第です。そのため、クライアントからの受注が続かなれけば、生活ができなくなる可能性があります。

なお、実務経験1年未満など経験が浅いフリーランスは、単価の低い案件からスタートするため満足な報酬を得ることはできません。

その分野の専門スキルを磨き上げて、収入面でキャリアアップしていくことが必要です。

休みづらい

フリーランスは自由な時間に働ける一方、仕事を取り続けなければならないというプレッシャーを感じます。いつでも仕事を休めるとはいえ、将来への不安から休みの日でも仕事してしまうのが現実です。

一方、会社員は長期間の勤務が前提であるため、「仕事がなくなるかも…」といった不安はありません。

フリーランスは、案件の獲得に自分で対応しなければいけません。冒頭で解説したとおり、フリーランス人口は年々増加傾向にあるため、案件を獲得することは簡単でありません。

安定した収入を得るには働き続けることが大切です。しかし、定期的に体を休めることも同様に重要です。そのため、フリーランスは、『〇曜日は、休息日にする』などマイルールを作成して、オンオフを切り替えられるようにしましょう。

ローン審査など各種審査が通りづらい

フリーランスは収入が不安定なため、社会的信用が会社員と比べて低い傾向にあります。

そのため、次のような審査は通りづらい可能性があります。

  • 住宅ローン
  • 自動車ローン
  • クレジットカード発行
  • 賃貸住宅の入居審査

フリーランスは収入が不安定であるため、安定した支払いができると判断されないんですね。

フリーランスとして独立した結果、夢のマイホームなど憧れていたことが実現できなくなる人もいるかも知れません。そのため、フリーランスとして独立するかどうか、家族や仲間と相談して慎重に検討することが大切です。

なお、住宅ローンや自動車ローンなど各種審査について、フリーランスは社会的信用が高い会社員時代に申し込みを済ましておくことが良いですよ。

孤独感が強くなる

フリーランスは、仕事内容によっては1人で作業することがよくあります。たとえば、次のような仕事内容は、1人で作業する時間が多くなる傾向にあります。

  • ITエンジニア
  • ライターなどWeb関連職
  • デリバリーなど運送
  • 動画編集者などクリエイター関連職

会社員時代では、上司や同僚など何でも相談できる人がいます。しかし、在宅ワークが多いフリーランスの場合、報酬の未払いなどトラブルが発生しても、気兼ねなく何でも話せる組織がありません。

その結果、孤独を感じてしまうのです。フリーランスの中には、孤独に耐えられず精神疾患を患った人もいるので、注意が必要です。

フリーランスは、孤独を感じないためにフリーランス仲間を作りましょう。フリーランスの仲間はSNSで声をかけたり、イベントに参加したりして積極的に交流することで自然とできます。

案件獲得に手間と時間がかかる

フリーランスとして案件を獲得するには、営業が必要です。

そもそも、フリーランスが案件を獲得する方法は4種類あります。具体的には、以下の表を参考にしてください。

方法特徴こんな人におすすめサービス例
クラウドソーシング・未経験者でも取り組める案件が多数・フリーランスになって間もない人クラウドワークス / ランサーズなど
フリーランスエージェント・コンサルタントが案件獲得をサポートしてくれる
・報酬など希望する条件を最大限反映できる
・キャリアップをしたい人レバテックフリーランス / PE-BANKなど
SNS・気軽に連絡できる・案件獲得のハードルが高いと思っている人Twitter / Instagramなど
友達紹介・信頼関係があるため、仕事を継続的にもらえる・フリーランス仲間が多い人

会社員の場合、営業部署が契約の交渉などを代行しますよね。そのため、会社員は本来の仕事内容に専念できます。たとえば、エンジニアであれば本業であるシステム開発に集中できます。

しかし、フリーランスは、営業活動も自分で対応しないといけません。『自分の強みをどう伝えればいいのか』といった営業力を習得しないと、うまく案件を獲得できず「独立しない方がよかった…」と後悔に繋がります。

また、営業力を身に付けるには、書籍で学ぶなど時間がかかります。そのため、本業以外の仕事が増えてフリーランスを辞めてしまう人も少なくありません。

フリーランスは、独立する前に『自分の強みをどう伝えるのか』といった案件獲得のコツを書籍やオンライン講座で学んでおくことがおすすめです。

スキルアップがしずらい

フリーランスは会社員と違って、スキルアップがしずらい環境に身を置いています。

会社員には、次のような環境が整っており、効率的にスキルを上げられます。

  • 専門スキルを高める研修がある
  • 上司からノウハウを学べる
  • 常に新しい情報を知れる

会社員が効率的にスキルアップできるのは、企業側が長期間の勤務を前提として雇っているからです。つまり、採用する段階で「スキルがまだ未熟だけど、これから教育していけば良いよね」という考えがあります。

一方、フリーランスは長期間の契約を前提としていません。つまり、いつ契約を解除されてもおかしくないんですね。実際、急な契約解除に備え、複数のクライアントから案件を受注するフリーランスも多くいます。

クライアント企業からすれば、長期間携わってもらえる保証のないフリーランスに、どうやったら売れるのかなどビジネスノウハウを全て教えるのはリスクです。なぜなら、他のクライアント先でそのノウハウを実施される可能性があるからです。

フリーランスは、『この業務は現時点でも進められるよね』とスキルがあることを前提に契約します。そのため、自分の持っているスキル以上の案件を受注することは非常に困難です。

効率よくスキルアップするためには、専門分野の有料講座を受講するなど、多少の出費を我慢して学ぶことが大切です。

確定申告や請求書作成など事務作業がしんどい

フリーランスとして独立すると、納税や請求書の作成を自分で対応しなければいけません。

会社員時代では、税の申告や給与の受け取りなどの手続きは勤務先が行ってくれました。しかし、フリーランスになれば、納税方法は自分で税金を納める確定申告です。また、報酬を受け取るには請求書を自分で作成する必要があります。

とくに、税務関係の知見を学んだことがない人にとって、確定申告は地獄そのものでしょう。確定申告にミスがあれば、最悪の場合、懲役〇年など刑事罰に発展することもあります。

経済的に余裕があるフリーランスは、税金など事務作業を税理士に任せるのがおすすめです。「収入が全然ない…」というフリーランスは、書籍で学んだり、友人に相談するなど税務関係の基礎知識を身につけましょう。

【職種別】フリーランスが後悔したことを紹介

続いて、フリーランスが後悔したことを職種別で紹介します。

  • Web・IT系フリーランス
  • クリエイティブ系フリーランス
  • 接客系フリーランス

上記3つを具体例も交え、解説していきます。

Web・IT系フリーランス

Web・IT系に該当するフリーランスは、以下のとおりです。

  • ITエンジニア
  • ITコンサルタント
  • Webライター
  • Webマーケター
  • Webディレクター

それぞれ詳しく解説していきます。

技術や流行の変化を受けやすい

ChatGPTなど生成系AIの流行により、Web・ITの仕事内容は変化しつつあります。生成系AIとは、たとえば「〇〇について教えて」と質問すれば、「〇〇とは△△です。」と自動で回答してくれるツールです。

今までWebライターやITエンジニアは文章を一文ずつ書いたり、コーディングしたりしていました。しかし、生成系AIの普及により、記事の執筆やWebサイト制作などをAIで完結することも可能になります。

そのため、将来的には“タダ”のライターやエンジニアは仕事を貰えなくなることが考えられます。Web・IT系フリーランスは、どうやったら売れるのかといったマーケティング領域の知見を習得していくことが大切です。

競合となるフリーランスのレベルが高い

フリーランスエンジニアの場合、競合となるフリーランスのレベルが高い傾向にあります。下記の口コミも、フリーランスエンジニアとして案件を獲得する難しさがわかります。

最近は、企業にエンジニアとして就職せずにフリーランスエンジニアになった垢が増えてきた。案件獲得は、自身のサイトやTwitter DMで目指している。Webサイトのページ作成を受けているケースが多い。 このテの垢は、既存法人やつよつよと競合するので、案件獲得は容易ではなく、多くが消えると予想。

引用元:Twitter(@Bit32_Int64)

フリーランスエンジニアに限らず、WebデザイナーなどWeb・IT関連職は、競合となるフリーランスのレベルが高いです。

Web・IT系フリーランスは、『ユーザーにとって操作しやすい画面か』や『ユーザーの悩みを解決できているか』など、マーケティングスキルを習得しましょう。

クリエイティブ系フリーランス

クリエイティブ系に該当するフリーランスは、以下のとおりです。

  • Webデザイナー
  • グラフィックデザイナー
  • 動画編集者
  • 広告関連の従事者

それぞれ解説していきます。

残業など激務なことが多い

クリエイティブ系フリーランスの仕事は、激務になりがちです。

下記の口コミでは、クリエイティブ関連職は激務な割に報酬が低いと言われています。

昔Webデザイナーになりたい!と思って色々調べたとき、給料安いランキングの上位に君臨してたし、激務だし、全くオススメされてなかったな…専門性高いのに薄給で、割に合わない仕事の代名詞だった。ちなみに僕は「響きがカッコいい」「スーツ着なくていい」が決め手でした笑

引用元:Twitter(@おぎの🦖WebとUXデザイン)

動画編集や画像制作などクリエイティブの仕事内容によっては、時給換算してみると500円を下回っていることもあります。

しかし、マーケティグスキルなど必要な専門知識を習得すれば、報酬と労働量が見合うようになりますよ。

離職率が高い傾向にある

クリエイティブ系フリーランスの離職率が高い理由は、以下のとおりです。

  • 残業など激務なことが多い
  • 長時間働いても報酬が低い
  • 制作したクリエイティブを否定されることが多い
  • 自分の好きなクリエイティブを作れないことが多い

このように、クリエイティブ系フリーランスの仕事は激務なだけでなく、自分の望む作品を作成できないことも多いようです。つまり、仕事のやりがいが欠如していることも離職率が高い理由となっています。

実際、以下の口コミからもその実情がわかります。

グッドパッチ社のデザインパートナー事業(請負)は労働集約型モデルなのでプロジェクト単価が変わらないならデザイナー人数増加が売上増加に繋がる。離職率11%とwebデザイナーの平均より低く、確実にデザイナー増加に成功している。一般的にwebデザイナーを組織内に定着させるのは難しい。すごい。

引用元:Twitter(@永井雄一)

クリエイティブ系フリーランスは、『こういうデザインにする』など業務上のルールを明確にしておくことで、デザインが否定されるなどのトラブルを避けられます。

接客系フリーランス

接客系に該当するフリーランスは、以下のとおりです。

  • 美容員
  • サロン系のスタッフ
  • スポーツトレーナー
  • カウンセラー

それぞれ解説していきます。

接客系は特にトラブルが多い

カフェやフィットネストレーナーなど接客業は人と関わる仕事であるため、トラブルがよく発生します。

たとえば、飲食店の場合、「メニューと実物が違う」「料理に髪が入っているんだけど」といったクレームが考えられますよね。飲食店に限らず、クレームの中には、真実ではない言いがかりのようなものも存在します。

このようなクレームやトラブルが相次いだら、誰しも「もう辞めたい…」となりますよね。接客系フリーランスは、人とのトラブルが原因で独立を後悔する傾向があります。

接客系フリーランスは、トラブルに合った場合、時には『これは運営のミスではない』と強気の態度で接することが大切です。

体力がかなり削られる

接客系フリーランスにとって、1日8時間以上立ち続けて仕事することは稀でありません。

立ち仕事は自分が動くため、エンジニアなど座って仕事をする職と比べれば、疲れは溜まりやすいでしょう。

先述したクレーム対応に加え、接客系フリーランスは長時間立ちっぱなしで体力が削られ、長く続きそうにないと独立を後悔するケースが多いです。

接客系フリーランスは、『体力的にどのくらいなら仕事ができるか』を働く中で理解することが大切です。また、週2回は休養日にするなど自分の体を休めるようにしてくださいね。

フリーランスになって後悔する人の共通点

これまでフリーランスによくある後悔を解説してきて、「フリーランスとして独立しない方が良いのかな…」と不安な気持ちになった人もいるでしょう。

フリーランスとして独立して後悔した人もいれば、成功した人も存在します。

そこで、ここではまず、フリーランスになって後悔する人の共通点を3つ紹介します。

  • 面倒くさいことはしたくない
  • 現状維持思考が強い
  • 営業が苦手である

それぞれ解説していきます。

面倒くさいことはしたくない

先述したように、フリーランスとして独立すると本業以外の業務が増えます。たとえば、次のような業務が必要です。

  • 営業活動
  • 確定申告など税に関する事務処理
  • 請求書の作成

上記で挙げた業務は、フリーランスとして独立したら、一生付き合っていかなければならないものです。そのため、「本業以外の手間が増えるのはちょっと嫌…」という人は独立してから後悔するでしょう。

現状維持思考が強い

フリーランスは、自分のスキルを売りにします。そのため、次のような考えがあるとフリーランスになって後悔します。

  • スキルアップする意欲が少ない
  • 今の生活を続けられれば良い

フリーランス人口は年々増加傾向にあり、案件を取り争うライバルも増えています。そのため、今のスキルだけでは、将来的に案件を獲得できない可能性があります。

「スキルアップはしなくても大丈夫」と心の底で考えているなら、フリーランスとして独立するのは危険ですよ。

営業が苦手である

フリーランスにとって、営業力は非常に重要です。

スキルが未熟な場合でも、『自分の強みをクライアントにうまく伝えられる』といった営業力があれば、高い単価の案件を受注できます。

一方、実務経験が豊富なフリーランスであっても、営業力がなければ案件を獲得できません。

営業が苦手なだけなら良いですが、問題となるのは“そもそも営業自体が嫌い”なケースです。その場合、書籍などで学びをしても、なかなか身に入らないでしょう。

「そもそも営業自体がちょっと嫌…」という人は、フリーランスとして独立するか慎重に検討してくださいね。

フリーランスになっても後悔しない人の共通点

続いて、フリーランスになっても後悔しない人の共通点を3つ紹介します。

  • スケジュール管理ができる
  • 常に挑戦する姿勢がある
  • フリーランス仲間がいる

それぞれ詳しく解説していきます。

スケジュール管理ができる

フリーランスとして独立すれば、自身で対応する業務が増えます。具体的には、次のような業務です。

  • 案件を獲得に必要な営業活動
  • 成果物の作成〜納品
  • 報酬の管理

たとえば、成果物の作成に多く時間を費やしていると、新しいクライアントを見つけられず、「仕事がない…」という状態になります。一方、営業活動に力を入れすぎると成果物の納品に遅れる可能性があります。

フリーランスは収入を心配する必要がないように、営業活動から成果物の納品までバランスよく実施しないといけません。

成功しているフリーランスは、きちんとしたスケジュール管理ができています。スケジュール管理だけでなく、今月はどのくらいの生活費に抑えようかなどお金の管理もバッチリです。

常に挑戦する姿勢がある

フリーランスには、「まだまだやってやるぞ!」といった貪欲さが必要になります。たとえば、成功するフリーランスには、次のような姿勢があります。

  • スキルアップの意欲が高い
  • 新しいクライアントにどんどん営業する
  • 法人設立するなど、明確なビジョンを持っている
  • 今の収入に満足していない

このように、常に前進する姿勢があれば、フリーランスとして独立しても後悔しないでしょう。

フリーランス仲間がいる

成功しているフリーランスは、仲間達と積極的に交流しています。

フリーランス仲間を作るメリットには、次のようなものがあります。

  • 報酬の未払いなどトラブルが発生しても、気軽に相談できる
  • 仕事内容の課題を共有できる
  • 取り組む案件の共有ができる

これまで解説したとおり、フリーランスは1人作業が多くなるため、孤独しがちです。フリーランスの中には、孤独に耐えられず精神疾患を患う人もいます。

成功しているフリーランスには、仕事上で交流できる仲間がいます。そのため、不安なことがあれば、気軽に相談可能です。

こういったことは仕事のモチベーションにもつながるため、フリーランス仲間を作っておいて損はしないでしょう。

フリーランスが独立前にするべき後悔しない対策

ここまで記事を読み進めた人の中には、「後悔しないためには、どうすれば良いのかな…」と思う人もいるはず。

そこで、ここでは、フリーランスが独立前にするべき後悔しない対策を3つ紹介します。

  1. フリーランスの基礎知識を知る
  2. フリーランスへの適性があるか判断する
  3. 必要なスキルを磨く

具体例も交え、それぞれ解説していきます。

フリーランスの基礎知識を知る

フリーランスの基礎知識には、次のようなものがあります。

  • 自由な時間、場所で働ける一方、いつでも契約解除できる契約形態である
  • 働けた分だけ稼げる
  • 労災保険など、一部の社会保険は適用されない
  • 案件を獲得には、自分で営業することが必要となる
  • 成果物の納期に追われて、精神的ストレスを感じることがある

このように、フリーランスにはメリット・デメリット両方存在します。フリーランスとして独立する前は、「これでやっと会社から解放される!」とプラスなことしか目に入らない人もいるでしょう。

しかし、フリーランスの現実は違って、想像以上に稼げなかったり、クライアントとの関係に悩むことも多くあります。実際、会社員のままの方が楽だったと発信するフリーランスもいるほどです。

フリーランスは、メリット・デメリットを把握したうえで、独立するかどうか事前に判断するようにしましょう。

フリーランスへの適性があるか判断する

フリーランスとして独立すると、次のようなスキルが必要になります。

  • 営業力:自分の強みをクライアントにどう伝えるか
  • マネジメントスキル:プロジェクトをスケジュール通りにどう進めるか
  • 税務関係の知見:確定申告などお金関係のノウハウがあるか

営業力は、案件獲得するために不可欠です。マネージャーやリーダーなど収入アップが見込めるポジションに就くためには、マネジメントスキルが必須でしょう。

また、確定申告など税務関係の知見も非常に重要です。

フリーランスとして独立した際、避けては通れないのが確定申告です。確定申告でミスをしてしまうと、最悪の場合、懲役など刑事罰に発展することもあります。

このように、上記3つのスキルは、フリーランスが習得するべきものです。そのため、フリーランスとして独立する前に『税務関係に過度な苦手意識がないか』や『独立前でも、多少のスキルは習得しているか』を判断しましょう。

必要なスキルを磨く

案件を獲得するには、必要なスキルを磨くことが大切です。これまで解説したとおり、フリーランス人口の増加に伴って、案件を獲得することは容易でなくなっています。

フリーランスは会社員とは違って、専門スキルを習得するための研修など、サポートがありません。

そのため、競合となるフリーランスに負けないためには、必要なスキルを習得することが大切です。スキルを習得する方法には、次のようなものがあります。

  • 書籍を購入して学ぶ
  • インターネットの記事を見て学ぶ
  • 無料の勉強会に参加する
  • 有料のセミナーに参加する
  • プログラミングスクールなど、学習塾を利用する

経済的に余裕がある人は、有料で専門的なスキルを学ぶことがおすすめです。有料であるからこそ、発信されている内容も多く存在します。

ただ、特定の分野の基礎知識や応用知識は、インターネット記事など無料の学習方法でも習得できるので、心配は入りません。

フリーランスが独立後にやるべき後悔しない対策

続いて、フリーランスが独立後にやるべき後悔しない対策を3つ紹介します。

  1. 案件獲得の手段を決める
  2. 生活習慣を見直す
  3. 人脈を広げる

それぞれ解説していきます。

案件獲得の手段を決める

フリーランスにとって案件獲得は収入に直結するため、重要な要素となります。案件獲得する方法は数多く存在し、具体的には以下のとおりです。

方法特徴こんな人におすすめサービス例
クラウドソーシング・未経験者でも取り組める案件が多数・フリーランスになって間もない人クラウドワークス / ランサーズなど
フリーランスエージェント・コンサルタントが案件獲得をサポートしてくれる
・報酬など希望する条件を最大限反映できる
・キャリアップをしたい人レバテックフリーランス / PE-BANKなど
SNS・気軽に連絡できる・案件獲得のハードルが高いと思っている人Twitter / Instagramなど
友達紹介・信頼関係があるため、仕事を継続的にもらえる・フリーランス仲間が多い人

なかでも、『フリーランスエージェント』がおすすめです。フリーランスエージェントとは、専門のコンサルタントが案件獲得を支援してくれるサービスです。

駆け出しフリーランスは、案件をどう獲得すればいいか具体的なイメージが湧かないでしょう。案件獲得するためには、自分の強みをうまく伝える営業力が不可欠です。

フリーランスエージェントを利用すれば、専門のコンサルタントが情報収集や契約交渉を通じて案件獲得をサポートしてくれます。そのため、「案件獲得できなかったらどうしよう…」と不安でいっぱいの人でも安心です。

生活習慣を見直す

フリーランスは自由な時間に働けるため、自由気ままに生活してしまう可能性があります。具体的には、お昼まで寝てしまうなどです。

これまで解説してきたように、フリーランスの収入は仕事量によって変わります。そのため、ある程度の仕事量をこなさないと満足のいく報酬は得られません。

フリーランスも会社員と同じように、『何時から仕事を始める』や『何時までに就寝する』など、生活スタイルに関するマイルールを作りましょう。

人脈を広げる

人脈が広がれば、案件を紹介してもらえることが多くなります。知り合い経由での案件獲得の場合、信頼性があるため、継続的に案件を受注できます。

フリーランスにとって、継続受注=安定収入です。「収入がゼロになったらどうしよう…」といった不安もきっと取り払われるでしょう。

人脈を広げるためには、自身に一定以上のスキルがないといけません。そのため、プロジェクトのリーダーを任されたなど豊富な実務経験を積んでから、人脈を広げるようにしてくださいね。

なお、SNSでの声かけやイベントへの参加で人脈を広げられます。

後悔しているフリーランス必見!今やっておくべきこと

これまでフリーランスがやるべき後悔しない対策を解説してきましたが、なかには「現在、独立したことを後悔している…」と思い悩んでいる人もいるはず。

最後に、後悔しているフリーランスが今やっておくべきことを3つ紹介します。

  • 何で後悔しているのか明確にする
  • 何が必要なのかリストにする
  • 一度休養を取る

上記3つを具体例も交え、それぞれ解説していきます。

何で後悔しているのか明確にする

フリーランスになって後悔する理由は、人によってさまざまです。

たとえば、

  • 安定した収入が得られなかった
  • クライアントとの関係性を構築するのが辛い
  • 営業して案件獲得することが難しい

です。

どのように対処するかは、後悔する理由によって異なります。そのため、どうして後悔しているのか明確にしましょう。

なお、まず、後悔している理由を一個に絞らず、箇条書きでたくさん書いてみてくださいね。また、『なぜ後悔しているのか』を何度も自分に問い、理由を深ぼると解決策が導きやすくなります。

何が必要なのかリストにする

後悔している理由を明確にできたら、取るべき具体的な行動をリストでまとめましょう。

たとえば、収入が安定していない場合は、次のようなことが必要です。

  • 案件獲得手段を考え直す
  • 自分に足りないスキルを磨く

何が必要かだけでなく、具体的にどう対処してくかまで考えると現実味を帯びます。

何が必要か分からない場合は、フリーランスの先輩や仲間に相談してみると良いですよ。

一度休養を取る

憧れていたフリーランスとして独立後、後悔してしまうのは辛いですよね。精神的に辛い状態であれば、1週間ほど休むことを検討してください。

後悔している状態で仕事をやり続けることは、精神的にも大きなダメージです。また、フリーランスを辞めるか続けるのか、中途半端な気持ちで仕事をしても身が入らないはず。

まず、仕事から離れて今後どのようにしていくのかを考え直すことが大切です。

まとめ

今回は、フリーランスによくある後悔を対処法も交え解説しました。

フリーランスは、自由な時間に働けるなど、ストレスフリーな生活を送れそうですよね。しかし、フリーランスの中には、次のような後悔を抱えている人も少なくありません。

  • 収入が安定しない
  • 休みづらい
  • ローン審査など各種審査が通りづらい
  • 孤独感が強くなる
  • 老後の計画が立てづらい
  • 案件獲得に手間と時間がかかる
  • スキルアップがしずらい
  • 確定申告や請求書作成など事務作業がしんどい

フリーランスは後悔しないように、以下の対策をしておきましょう。

  • フリーランスの実態を知る
  • 案件獲得の手段を決める
  • 生活習慣を見直す
  • フリーランス仲間を作る

本記事では、今後悔しているフリーランスがやるべきことも紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

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